こんにちは!
ゆい先生です!

2歳児と聞くと
よく「魔の2歳児」と言われますが
どうでしょうか?
確かに、1歳児の時よりも
「自分で!」が強くなったり
成長発達にも差が出てきます。
その一方で、
出来ることも増えてきますし、
保育士だけではなく友達にも興味をもち
やりとりが楽しい時期でもありますね。

わたしが実際に
2歳児クラスを担任した時の経験も入れて
お話できたらと思います。
実は、初任1年目のクラスは
2歳児の担任でした。
人見知りをされ泣かれ、
「イヤ」と拒否られ、
1人ひとりの成長の差に
初めはついていけませんでした・・・。
どのクラスでも言えますが、
慣れるまでが大変でした。

そんな2歳児をテーマに
今回はお話していきます。
①2歳児の「イヤイヤ」の正体
結論から言うと、
「イヤイヤ」=
困った子、ワガママな子
ではありません!
むしろ、
自分の気持ちが育っている証拠です!

2歳児頃になると、
・自分でやってみたい
・気持ちを伝えたい
という気持ちが
1歳児頃よりも強くなります。
しかしまだまだ
・言葉が未発達
・感情を整理できない
・我慢が難しい
このような特徴があります。

そのため、「イヤ!」という言葉と態度で
大人に表現しています。
実は「イヤ!」の裏側では
「自分はこうしたい」
「自分でやりたい」
が隠れていることが多いのです。
それを理解してあげてください。
それは同時に
「自分が」「自分は」
という気持ちが生まれている証でもあります。
しかしまだ自分で「気持ち」を
コントロールする力までは
育っていません。

そのため、
気持ちの切り替えが苦手、時間がかかる
癇癪を起こす
という行動になります。
ここで、保育士が大切にしたいことが4つ
1、まずは気持ちを受けとめる(共感する)
⇒共感されると落ち着きやすい
2、少し待つ
⇒気持ちをコントロールする力が弱いため
気持ちを整理する時間が必要
3、「自分で」を大切にする
⇒「どっちがいい?」「どれにする?」
という小さな選択を「自分で」する
4、行動だけで判断しない
⇒「イヤ!」をワガママと捉えず、
成長途中と捉える
これを意識するだけで
「イヤイヤ」へのストレス具合が減りますよ。

②癇癪を起す子どもの気持ち
わたしが経験した中で
イヤなことがあると
ひっくり返って泣く子、
癇癪を起す子、
がいました。
保育士としては、
なんとか落ち着かせようとすると思います。
ですが、一度始まったら
なかなか止まりませんよね・・・(汗)

癇癪を起している最中は
子どもはいっぱいいっぱいの状態で
保育士の声は子どもの耳には届きません。
なので、伝えたいことは
その子が落ち着いてから、お話しましょう。
そのためまずは、
その子や、周りの子の安全を確保すること。
これが1番です。
次に、
無理に落ち着かせようとしないこと。
最後に、
気持ちを代弁すること。
最後が大切です、
「分かってもらえた」という経験の
積み重ねで落ち着きやすくなります。

反対に、やってはいけないのは
・その子の感情を否定すること
・保育士も感情的になること
・放っておくこと
この3つです。
癇癪は、子どもからの
助けて、分かっての「SOS」のサイン。
「どんなあなたでも、そばにいるよ」
というドーンと構えた姿勢で
受けとめてくださいね。

③自立と愛着が育つ時期
「自分でやる」
「できるからあっちいってて」
と言う子どもはいませんか?
そんなことを言いながらも
「せんせい、だっこして~」
と甘えてくる時もありますよね。
どっちやね~ん!
と内心思っちゃいますよね(笑)
でも、これは自然なことなんです。

2歳児頃は
「自立したい」と「甘えたい」
という気持ちが同時にあるのです。
2歳児はまだ、
・気持ちのコントロールが苦手
・気持ちが芽生え始めるから不安になりやすい
・頑張ると疲れる
だからこそ
「安心」を求めるんです!
大人だって不安な時や疲れた時は
誰かに頼りたいですよね。
子どもだって同じなんですよ。
安心できるから、挑戦できる。
挑戦できるから、安心を求める。
この繰り返しで育っていきます。

甘えは悪いことではありません。
”心の充電”です。
「甘えながら自立していく」
これが2歳児の子ども達の姿です。
④友達への興味
・友達と同じ遊びがしたい
・友達のマネをしてみたい
友達への興味が出てくるのもこの頃。
だけど、
自分の物は自分の物。
物の貸し借りは難しいです。
それは、ワガママではありません。

物の貸し借りが難しい理由は、
1、「自分の物」の意識が強くなる
⇒気持ちが育っている証拠です。
2、相手の気持ちを考えることが難しい
⇒2歳児はまだ「今の自分の気持ち」
でいっぱいなので、相手の気持ちは考えられません。
3、「取られる」と感じやすい
⇒2歳児にとっては「貸す」=「なくなる」
という感覚が強いので、不安になります。
4、言葉より感情が先に出る
⇒どうしたらいいのか子ども自身が
理解できないため、
相手を押したり噛んだりすることもあります。

保育士として大切にしたことは、
・気持ちを受けとめる
・気持ちを代弁する
・無理に貸さない
・少しずつ”順番”を経験する
この4つです。
貸せないことは、
意地悪ではありません。
子どもは、「自分の気持ち」が育ってから
少しずつ「相手」を理解していきます。

自分の気持ちが分からないと
相手の気持ちなんて分からないですからね。
ここは気長に付き合っていくしかありません。
がんばりましょう!
⑤言葉が伸びる時期
1語文から2語文へ。
3語文まで話せる子もいますね。
言葉で伝えようとする気持ちが、
ぐんと伸びる時期です。
ここで覚えていてほしいことが、
思っていることを全部
言葉にできるわけではない
ということです。
だから、泣く、怒る、噛むという
行動にもなります。

この頃の、
言葉を育てる保育士の関わりが
重要になってきます。
ポイントは5つ。
1、子どもの気持ちを言葉にする
⇒子どもが泣いている時に「悔しかったね」
と声を掛けることで、”気持ち”と”経験”が
言葉でつながる経験をします。
2、子どもの発信に応える
⇒話したら、言葉が返ってくる経験を
繰り返します。
3、会話を急がない
⇒言おうとする時間、
考えている時間を待ちましょう。
4、絵本や歌を楽しむ
⇒楽しい中でこそ、言葉を吸収します。
5、一緒に経験をする
⇒言葉は、経験と結びつくと育ちやすいです。
「風が気持ちいね」など
今、感じていることを言葉にすると◎

2歳児の言葉って、
「正しく話せること」よりも
「話したい!」「伝えたい!」と
思えることが一番大切なんですよ。
どうか、子ども達との会話を
楽しんでくださいね。
まとめ
「また・・・」
「なんで・・・」
と思う行動をすることも
あると思います。
「自分で」が増えたり
「イヤイヤ」が増えたり
甘える姿も増えたり
色々な姿が見られる2歳児さん。

その姿を保育士が、
どう受けとめるかが
成長の分かれ道だと考えています。
子どもの行動には理由があります。
でもまだまだ
自分のことや気持ちを
「言葉」にして伝えることが
難しいお年頃。

そんな時、
保育士が子どもの”安全基地”となり
安心した毎日を過ごせるように
なりたいですね。
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
ゆい
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